週末の朝は
いつもの時間に
誰も起きて来ない

僕だけひとり

いつもの時間に
リビングでの食事

ならば
簡単にと
シリアルや
ホットケーキなんてことばかり

すると
その匂いに誘われて
ちょーだい! って
いつも隣りにいた ぱふ

もちろん! と
隅の方をわずかに置くと
美味しそうに食べてた風景

それももう幻となって
長い時間が過ぎた

それでも
こうして週末の朝には
ひとり
ホットケーキを焼き

食べ易いようにと刻みをいれ
今では
その隅の方ではなく
1番美味しそうな
中頃あたりから切り出して
ぱふ へと供える



そんなことしか出来ないけれど
そんなことが
わずかでも心の癒しとなって
おい ぱふ なんて
毎朝話し掛けている

もう戻らな時間を
何度となく振り返り
目頭を熱くしながら
時折
ぱふ! と
大きな声で叫んでもみる




戻る言葉はないけれど
ガラスドームに守られて
この先
どのくらいか分からない時間を

そう
僕のその日には
同じ骨壷にと頼んであるから
実家の墓所へと入れて貰う

その時には
ホットケーキを焼いて貰い
それを仏壇へと備えて欲しい
なんてことを
なんとなく
そう
なんとなく伝えているけれど

カミさんや
子供たち
分かってくれてるかなあ