また夏が来る

何度目の夏?

もちろん
年齢と同じだけなわけだけれど

記憶としては
小学生の頃からの夏で
それも
夏休みの夏

宿題に追われ
毎朝のラジオ体操でハンコを貰い
それからプールへと出掛け
カブトムシを摂り
高校野球を観て

スイカを食べ
いちごのカキ氷に
カルピスに… なんて頃

社会へと出たら
もう長い夏休みは無くなり
わずかに取れた時間は
家族の為に消化され
自分の時間はわずかなり

すると
仲間たちはそろそろ定年だと

ずっと休みだと
微笑んでいるが

それもまた良しと思いながらも
なかなかどうして
大抵はそうもいかない

こんな世の中
まだまだ働かねば
生活は成り立たず

また
無理してリタイアしたところで
時間を持て余す方々ばかりなり

そう
ご近所の団塊の世代の方々を見ると
リタイア後
しばらくして体調を崩した姿ばかり

目標を
意欲を
友達を

居場所を… 失ってなのか

趣味さえあれば
それもまた
その中での仲間たちと
補えるはずなのに

仕事優先
家族最優先でやって来た方々には
きっと
辛い定年なのかもしれない

ならば
生涯現役でと
わずかに思いながらも

それでも
そろそろかとも
思うけれども…


さて
夏は大好きな季節だ

でも
いつの間にかこんな暑さ

リスクを減らすが為
夏の遊びをいくつか終えて
さてと思うと
残ったものがない

ならばまた
次をと探すけれども
この暑さの中での外遊びは
やはり
リスクを背負うようだ

ではまた
手っ取り早い波乗りかと思うけれど
長年 連れ添った相棒も
3年前に倒れ

まさか
ひとりでは なんてと
今更ながら思ってはみるが

処分することなく
ガレージの天井に吊るされたままの
サーフボード2枚が
こちらを向いて微笑んでもいる




しかし
しかし
しかし
すでに体型が変わり
1着も羽織れなくなった
ウエットスーツたちが
その前に立ちはだかって

やっぱり
無理じゃね! なんて
笑ってもいる


出掛けてみるのならば
毎年
相棒と
この日だと決めていた
今月の連休の初日

場所はもちろん
志田下

そう
五輪の会場だった所

入ることなく
眺めるだけでも良い

リハビリ中の
相棒を連れ出してみるかな