さて
一昨日の暑さで
枯れ始めた花壇のパンジー

その影で
我慢してたかのように
隠れてた毛虫くん



これは一大事と
そのパンジーごと
日陰に移し
霧状の水を掛けたならば
生き返ったかの如く
元気に動き出した毛虫くん

直後
そのパンジーを食べ始め
良かったね! と微笑むと

次なる敵が現れて
イモリかヤモリか
そんなやつ



でも
あの日から僕に備わった
他の生き物たちと
コミュニケーションが出来るような

勘違いなような

変な能力

そいつを駆使して
おい
頼むから仲良くと
目を見ながら会話すると

わかったよ
そんなつもりはないよ なんて
聞こえた気がしたのは本当で

すると
わずか数分して
どこかへ帰って行った



それから
わずか1時間もすると
毛虫くんは動かなくなって
パンジーの枝にぶら下がり

なるほど
そろそろかと思っていたら
わずか一晩
今朝にはサナギとなっていた



すれば
あと10日ほどで
きっと見事な蝶になる

この場に及んでも
その姿を調べることなく
楽しみに待つ

それを見届けたいと
話し掛けてもいるが
今年のこいつは
僕が確認するまで
飛び立つのを
待っていてくれるだろうか

待っていてくれたならば
会話は成り立っていたと
思いたい



さて

パンジーに変わり

ひまわりとなった花壇


その隅にあるアロエの影にもまた

ひとつのサナギを見つけた



これはまた似て否なり

どんな蝶になるのだろう


楽しみが増えた…