志の輔師匠が
そろそろ
引き際を考えているような
そんな気がする今日この頃
毎年の牡丹灯籠を
今年で終えるのは
おそらくその1つで
また
お正月のパルコですら
もしかすると
もしかしてな予感
先日の
大くんの二つ目昇進の会でも
演じ終えた後
高座からの降り場を間違えたこと
正座から立つ仕草の
なんとも重そうな姿
そりゃあ
若い頃から追い掛けて
観て来た僕らには
やはり
その違いはハッキリ分かる
そして
自らの多くの新作をも
そろそろ弟子たちにとの
噂まで出始めた
歴史上
最も売れた噺家であることは
間違いなく
立川流でなければ
とうに国宝となっている頃
談志師匠のように
老いを
最後までさらけ出すことなく
納得のいかない芸ならば
おそらく
さっと身を引くのだろう
もしや
やはり
たぶん
きっと
まさか
そろそろ最終章
今
観とかねばならない
最高峰
談志師匠を見納めて
早くも干支がひと回りしてしまった
志ん朝師匠は
22年
喜多八師匠は
7年
急がねばならない…
失礼
残した多くの新作もまた
いずれ古典となるのだろう
しかし
僕らはその本家本元を
生で聴けたわけだから
僕らの中では
古典とはならず
生涯 新作で終えるのだろう
50年 100年が過ぎ
次の世代が現れて
いずれそれらは広く
直弟子以外でも
演れるようになれば
その時は古典と言われるのかも
しれないれけど…
ただし
そこには江戸の風はなく
昭和という
映像までもが具体的に残る
厄介な時代
生で観た方々から
語り継がれることはあっても
生で観た方が居なくなった時
残された映像の中でだけの
評価や判断ともなると
やはり
違うのではないかと
思ってしまうのは
僕ら世代だけだろうか
そしてまたその頃には
新たな売れっ子が現れて
それを古典と題して
次の時代の新作を話すのだろうか
新作で一世を風靡したとされる
圓朝
それを古典として話し
新作を作ることなく演じた
談志
志ん朝
いずれにせよ
止まらぬカウントダウン中
さて
さて
さて…



