時折
今まだ
卒業出来ない夢で
うなされる
授業をフケだが為の
単位不足
波乗り
麻雀
バイト
バイク…
そんな学生生活は
楽しかったけれど
卒業出来ずな単位
ならばレポートをと
思ったけれど
それもまた厄介
ではと
バイト先のクラブから抜いて来た
ジョニ黒と
オールドパーとを持ち
教授の部屋のドアをノックする若造
最初の教授には
軽くあしらわれ
次の教授へと出向くけれど
そこもまた掛け合えず
そう
足らない単位は
数多く
しかし
次のアメリカ人の教授とは
なぜかNFLの話が合って
OK! って
軽く単位をくれた
ではと
キツそうな次の女教授
いつも フン! なんて顔をして
こりゃ話にならないと
諦めていると
近寄って来て
どのくらい足りないのよ? と
悩ましく訊いて来て
はい
このくらいですと
諸表を出すと
あらまあ
こんなに? なんて微笑んで
じゃあねえ
取り引きしようか と言う
上着を脱いで
メガネを外すと
そりゃあ綺麗な女性で
ほら
わかるでしょ? なんて
手を取り
頬を寄せ
唇は… なんて
えっ?
マジ?
うそ?
ならば… なんて
そんなこれから! な場面で
目が覚めてしまった
もちろん
すぐまた目を閉じたけれど
もうそこへは戻れず
惜しかったなあ
あと少しだったのになあ
でも
あの先 どうしたかなあ
やっちまったよなあ
いやいや
きっとギリギリで
うそよ!
無理よ! なんて
突き落とされたよなあ
そんな
結果のわからない
不完全燃焼な夢ばかりに
襲われる昨今
そう
襲われるのは
僕の方なのだなあ
残念…
それはきっと
ガキの頃に読んだ
メガネをかけた冴えない女の子が
メガネを外すと実はすてきな美少女
なんて漫画が
今まだ頭の中に残っているようで
その漫画を
長年探してはいるけれど
見つからないんだよなあ
まさか
それもあの頃見た
夢かなあ…


