その寄席は15周年だそうで
初めて講談師を迎えての会となり
もちろん 満席
すでにシャッター通りとなった
ショッピングアーケードの
奥側にあり
まさに
月に1度
この日だけ賑わう場所
そう
15年前
閉館した映画館を
師匠専用の寄席に直したそこは
映画館の椅子のまま
フカフカを保ち
見下ろすような客席からの舞台は
高座ではなく
低座のような
会場は
ゴールデンウィークとあって
東京からの
日本中からの
そんな遠方の客が多いそうで
すっかり
富山弁での落語を期待していたのに
標準語となった
ロビーでは
東京では販売されないグッズが並び
浴衣地や
初期の手拭い
富山弁DVD
小皿… なんて
きっと皆
欲しがる物ばかり
会場時間に入ると
その弟子たちはせわしく動いていて
その隙間を縫って
頼むよ! なんてご挨拶
それでも富山
なんとなくアウェイな気がする中
弟子を筆頭に
始まり始まり
気になったのは
失礼ながら
富山には
落語ってものが
まだまだ浸透していない感じで
客席は
演目中に
ざわざわしたり
席を立ったり
遅れて来たり
少ない笑い
そして
東京ではとても取れないチケットが
来月分を手売りしていて
まだまだ沢山余っている
しかも
わずか200のキャパで
いずれにせよ
これで様子は分かった
また来るか? と訊かれたら
旅の途中ならばと
答えるだろう
失礼





