本日
通り掛かった商店街の
CDショップから
ハイウェイスターが聞こえて来て
突然 連れ戻された
あの頃って時代
間に合ったバンド
間に合わなかったバンド
そう
年齢的に
間に合わなかったことが多く
そのライブを観れてない
ディープパープルもまた
そのひとつで
これは
年齢はなんとか間に合ったはずが
中学では
違う音楽に没頭していたから
知ってはいたが
ライブには行けてない
そう
レコードではなく
テレビでもなく
ライブを観てこそ！ と
あの頃から思っている
行けたのは
その後そこを抜けた
リッチーブラックモアが
新たに結成した レインボー
高校へと入り
ちょうどバンドの真似ごとを
し始めた頃
仲間たちが取ってくれたチケットで
初めての
ヘビメタロックのライブ
多くは覚えてないけれど
リッチーが最後に
ギターを叩き壊すシーンに
勿体ねえー！ なんて叫んだのは
あの頃
バッタモンのエレキを
やっとこさ手に入れ
その安物の
その偽物を
大事にしてたから…
それでも
あのストラトキャスターは
弾いてた高価なやつではなく
壊す為の物だと
途中ですり替えた姿には
だよね なんて
安心してたガキ
ディープパープルは
メンバーの入れ替えが激しく
そう
解散ではなく入れ替えで
どうやら
10期まであるそうなバンド
それでも
僕の中では2期が最高で
1番好きなアルバムは
マシンヘッド
当時は
選り好みせず
何でも聴いてたから
特に
言葉分からずな洋楽よりも
この国のロックやフォークが
中心にあったと思う
昨今
僕らが憧れた
多くのミュージシャンが
仕方なくもこの世を去ってしまう
ならば
観れるのならば
今を
明日をと急ぎたい
そう
あの日
無理しても行けば良かった
なんてことばかりの今日
せめて
日本に
東京に来たのならば
出掛けねばならないと
強く思いながら…
