本日
オーダーしておいた
ぱふ のぬいぐるみが届いて
早速 祭壇に飾ってみた
ならばと
いつも一緒に散歩した
川沿いの道に咲く
菜の花を摘んで来て
おい
桜は終わってしまったけれど
菜の花はまだ残ってたよと
供えてみた
いつか
母方のバアちゃんが
死ぬ時には
沢山の綺麗な菜の花の咲く
丘を抜けて川沿いに出ると
その川を渡ると
もう戻れないけれど
渡らないとまだ生きられるのよ
なんて
ガキの僕らに話してくれたっけ
そう
そのバアちゃん
若い頃 流行り病で
1度息を引き取ったそうで
でも
その川の向こう岸で
まだ来るな! 叫ぶ母を見掛け
わかった
戻るね って
息を吹き返したと
するとその場にいた医師は
あんた
驚いたよ
1度キャンセルした者を
閻魔様は
もう暫く受付してくれないから
あんた
長生きするよ って笑ったそうだ
そう
その後 98まで生きたのは
長い経験の中で
医師はそんなことがあると
知っていたのだろう
バアちゃんも
ぱふも
トトも
チャンスも…
皆
渡っちまったんだよな
いつか僕のその日が来たら
みんなで迎えに来て欲しい
きっと
1度だけこちら側を振り返るけれど
迷わずそちら側へと渡るからと
そんなことを
手を合わせ呟いてみたら
やっぱり
ワン! って聞こえた気がした
カミさんは
そんな声が聞こえては
心 大丈夫? と心配するけれど
聞こえたのだから
仕方がない
そう
あの日からずっと
ぱふを感じている
24時間 そばにいる
さて
本日はまた
古い犬の置物も届いた
これは
時間を掛けてペイントし
ぱふに仕立ててみようかと思う




