数年前
カミさんたちが
テニスの合宿の帰りに立ち寄った
宇都宮の大谷資料館
そう
その昔
大谷石を採掘していた場所だ
大谷石で出来たその山を
地下へ横へと掘り削り
その跡地は
今 巨大な空間となり
多くの観光客で賑わっている
しかも
寒く暗く不気味
カミさんたちの仲間には
霊感が強く
感じるわよ!
居るわよ! なんて方もいて
更には
そこで撮った写真には
オーブが沢山写り込んでいて
やっぱり… って
震えたらしい
オーブ
オーブなら
3年前のちょうど今頃
山の古寺で
桜が舞い散る映像をと
スローで撮った中に
ものすごい勢いで
飛んでいるものがあって
それをコマ送りしてみると
やはりオーブ
その直後
ニックさんの訃報を聞いて
マジか
もしや
会いに来てくれたかな? なんて
ふと思いながらも
本当は分からない
さて
そんな場所ならば
僕も是非行きたいと
願いながらもこんな世の中
伸びに伸びて
今日となった
いつか
春日部の地下神殿へと
そう
豪雨の時の貯留槽として作られた
巨大な地下空間へと出掛けて以来
そこは
現代の技術で作られた空間で
想いや魂が集まることはなく
オーブは映像に写らなかった
しかし
ここは
多くの犠牲もあったはず
多くの哀しみもあったはず
ならば
やはり
見えない何者かがいても
不思議ではない
今
そんな見えない何者かに
道案内されてるようなこの身
ならば
もしや何かが分かるかと
もしや何かを感じるかと
いや
ここに来ることすら
今日来ることすら
決まっていたのかもとすら
思いながら出掛けてみた
下界は初夏の暑さ
でも
そこは年中 冷蔵庫の温度
ダウンジャケットを羽織り
深く長い階段を降りていくと
何も感じないはずの僕が
身震いなどしたのは
寒さではなかったと思う
さすがに春休み
多くの観光客で賑わう中
多くの写真を撮り
削られた石の壁を触り
床を壁を天井をと
すべてが石に囲まれた
薄暗い空間を
目を大きく開いて確認すると
心臓は強く脈を打ち始め
生きてることを
再確認させるかのような…
朝から
高速を飛ばし
鹿沼インターで降り
下道をと目指す途中
突然のめまいに襲われ
意識を失いそうになり
慌てて目の前のホームセンターの
駐車場へと入り休んだ
10分もしたら
落ち着いたけれど
そこから先は
カミさんに運転を変わって貰い
なんとか辿り着いた
もしかすると
これもまた
時間をズラされた?
いや
行くな! ってことかと
心よぎりながら…
さて
20枚ほど撮った画像
その中の1枚に
確かにオーブは写り込んでいて
これが何を意味するのか
今まだ分からない
もしかすると
いずれそれが
分かるのかもしれないが
分からないままで
良いのかもしれない…













