ひと時
取れていたチケットが
また取れなくなって
もう良いや! なんて諦め顔
そう
競って取ってまでは! と
昨今 思ってしまうのは
やはり齢か…
欲しいチケットは
ネット待機していても
繋がることなく一瞬で売り切れ
抽選も外れてばかり
わずかに足せば取れたリセールも
面倒なダフ屋のせいで
見掛けることもなくなり
ならば
それならば
世に出る前の若手たちをと
探してみる
彼らもまた
いずれ売れて
チケットが… となるかもしれないが
それはそれで仕方ない
また
新たな若手を探して
動いてみるだけ
それでも
売れる前からのファンを
大切に思う方々もいて
それが今
ナイショでそっと
回って来るから有り難い
そう
大抵 売れる前からのファンは
チケットが取れなくなると
なーんだよ! ってアンチに回る
それを防げたならば
それは更に強い味方となる
特に芸人ならば
わずかなことにも
お礼状を出したら良い
メールではなく
1枚の手書きのハガキで結構
それだけで
ファンは
次回もまたそこへと足を運ぶ
談志師匠は
あんなに偉くなっても筆マメで
その晩には
お礼状を出したそうだ
寄席では暴言を吐きながらも
ファンを大事にした繊細さ
そのギャップが
ファンにはたまらなく嬉しく
益々 味方に付いたのだろう
僕もまたそのひとりで
10年が過ぎても尚
談志! 談志! と叫んでいる
志ん朝は 入口
談志は 迷宮なのだなあ



