今年は都合で
1日早くの墓参
春の陽気は
まこと気持ち良く
いつの間にか広くなった寺も
整備は行き届き
とても綺麗
さて
数えればあれから36年もが過ぎ
おそらく
毎年 訪れてるのは
家族と僕だけなのだろう
改めて墓誌を見ると
なんと26歳だった
僕らの中で
1番先にさよならしちまったあいつ
だから尚更
心寂しくて
今もこうして訪れる
記憶では
12年前のあの震災の日
そう
3.11が命日で
ならばと
その花を買いに入ろうとした
大きなホームセンター
その瞬間に揺れて
中から多くの方々が
こちらへ向かって走って来た
揺れは長く大きく
ガラスは割れ
店は閉まり…
その日
とうとう
花は買えず
翌日に出掛けた墓所では
沢山の墓石が倒れ
おい
お前と同じ命日の方が
増えてしまったと嘆いた
26歳とは
すでに我が子たちはその齢を越し
改めて切なくもなる
更には
その年に結婚するはずだったから
なぜゆえ? と
神様を恨んだものだった
今年もまた
墓参を終え
いつまで来ようかと思うけれど
そんな節目など不要
来年もまた
この日辺りに
ここで同じことを
ひとり呟いているのだろう



