もしもこの先
次の犬と
出会うことがあったならばと
時折 呟いてもみるが

カミさんは
これからの10年
また楽しく出来るならばと
微笑みながらも

その時には
私たちも古希を越え
また
同じような哀しみには
きっと耐えられないかもと
わずかに抑える

そう
あの日から2人共に
時折 動悸に襲われ
不整脈ぎみに心落ち着かない

もちろん
次の犬が現れたならば
それは即座に解消するのだろうが

還暦過ぎでこの有様
古希ともなれば
きっと更にキツくなるのだろう

ぱふを失った直後
ご近所の
ちょうど古希を迎えた方の愛犬も
去ってしまった

毎日 
その犬を連れ
ご夫婦で我が家の前を通り
ご挨拶をしていたが
突然 その姿は消え

今月に入り
やっとまた
2人での散歩を再開した

そして
僕の顔を見ては
お互い
寂しいもんだね と呟きながら

私たちは
もうこれで終わりだけれど
あなたならば
まだ10も若いから
是非 次の犬をと微笑む

そして
その時には

是非
散歩のお供に貸して欲しいと

すれば
あの頃のように
また楽しめるからと…

ならば
それは僕ではなく

まだまだそちらで!


もしも何事かあらば
その後は僕が引き受けるからと
笑ってみせるが…


元々 不整脈はあったが

なんと

あの直後 倒れ

運ばれたからと苦笑いしている


はてさて
そんな会話は半分本気で
もしかすると
もしかして
どちらかに現れるのかもと
わずかに期待などしてみる今日



そんなことを思いながら
時折
通りすがるペットショップを覗き
多くの犬たちを眺め
居るはずもない
ぱふの目を探してみる昨今

更には
11月26日に去ったあいつ
ならば
その日に生まれたのはいないかと

なんても…