さて
1996年に始まった
志の輔師匠のパルコ公演

途中
パルコの建て替えもあり
数年 他所でとなったけれども

この27年余り
その大半に足を運んで来れたこと
今 誇らしくもある




毎年のお正月の行事となった
渋谷の街は
今 大きく様変わりをし
あの頃の姿は残っていない

あの頃
隅まで知ったはずの渋谷で

まさかの
迷子にもなる還暦男も
すでに
年に数回
こうして
訪れるだけとなってしまった


今年もなんとか取れたチケット
そう
新しくなって
わずかに増えたキャパと
相変わらずのコロナ禍により
以前よりは
取りやすくなったチケット

それでも
先行抽選だから
やはり良い席には
それなりの運が必要なのだなあ



今年は
今年こそは
そろそろかと
皆が期待している師匠の新作

それを弟子たちに
毎年 尋ねてみても
七転八倒しながら作る師匠は
今年も間に合わないようですとの
答えだったけれど




今年はパルコ50周年
何か持って来るはずと
期待などしてたら

お正月明けに
どなたかがネットに挙げた
富山での画像には
お正月の1発目の会で
あれ?
聞いたことのない演目があって

これ
もしや
師匠の新作? と弟子に問うと

情報 早いですね
そうです… と

ならば
それを引っ提げてのパルコのはず

10年ぶり?
いや
もっとぶり? かな新作に

待ってました! と
微笑んだわけで



先週
その弟子と一杯することがあって
それって
どう? なんて尋ねてみた

すると
もちろん多くを明かすことなく
楽しんで下さいと…

ただし
短い噺ですよと…

それでも
本当はその倍あったそうで
お正月の富山での昼夜公演では

昼には
そのフルバージョンを掛け
こんなに要らないかと
夜には
バッサリ半分に切ったと…

パルコでは
その半分のバージョンを
演じてるとのことで

もしかすると
フルバージョンは
すでにお蔵入りかも… と

さて
僕らのその日が今夜となり
さあさあさあ


演目は
やはり まさか

そう
まさに今の僕の心境で

まさか ぱふを
まさか 騙されて
まさか 自由が丘と

まさか

まさか
まさか…


そんな
まさか ばかり続いた昨今

大きく世の中が
変わっている今
今年はどんな世の中なのだろう



1年なんて早いもんで
昨年は
コロナ禍により
娘の妊娠を気遣って
カミさんが辞退

そこで余ったチケット
ならばと
とある噺家さんと出掛けたパルコ

プロは客席で観てはいけないからと
変装して来たけれど
きっとバレてたはずと
笑ってた… ね



毎年
多くのことが成されて
記憶に刻まれて来たパルコ

来年は

良い まさか! であって欲しい