今年
沢山発芽した
ニックさんの
マザーツリーのどんぐりは
暑さ寒さの中
結局2つが残ってくれて

それぞれが
我が家の庭で紅葉し始めた




それを
愛おしく思いながらも
さて
来年には
どちらかへ移植せねばならない

そう
コナラの木は
大木になるのだ

近所の公園かと思ったけれど
財団の方々に問うと
どうぞ! ってことで
来春にでも
アファンの森に戻すことにした



この秋にまた
多くのどんぐりを拾って来たから
今度はひとつづつポットに撒いて
発芽したものを
心ある方々に配ろうかと思う

そう
ニックさんが残した心を
多くの方々に知って欲しいから

わずかづつでも
毎年 続け
ニックさんへの恩返しと思いたい 


自然界の掟とやらは
やはり厳しく

10数本発芽したどんぐりも
夏を越せたのは
わずかに2本

昨年は
そのすべてを枯らしてしまったから
今年は
わずかに運もあったのだろう

それは
アファンの森でも同じで
あれだけ無数に落ちるどんぐりも
発芽し
木になるものはほどんどなく

種の内に
野生の動物たちに
食べられてしまうか
発芽しても枯れてしまうのだろう

さもなければ
森はコナラの木々で
一杯なはずだからね

それは
我が家のメダカたちも同じで
無数に産み落とす卵から
生まれ育つ過程で
その多くが落ちてしまう

ならばと
そこへ加勢してみるが
これもまた運命な場面ばかりを
見ることになる



僕ら人間たちもまた然り
大人になり
老人になれるのは
これまた運

正しく生きただけでは
届かない運もある

それでも
今を捨て去ることなく
正しく生きねばならない