草津から
峠を2つ越え
更にまたわずかに登ると
古き良き神社が見えて来る



旧中山道の険しい峠道の
その頂上には
ここを無事にと願う
神様が鎮座する

手を合わせ
多くの先祖たちに感謝すると
なんだか
江戸の風に吹かれたように

当時の日本人たちの
活気が見え隠れして
頑張らねばと心する




昨日
間に合わなかった分
時間の許す限り
そこそこまで歩いてみよう

その前に
かつてそこにいたはずの
ジョンの足跡もと
ひとり探してみる

いつぞやか見た写真では
そこに石を積んで
また
そのベンチに横になって… と






40数年なんて
善次郎たちの160年の1/4の時間

そしてまた
40年が過ぎたならば
こうして僕が撮った写真を
子孫の誰かが見つけて
何かを思ってくれたならば
それもまた幸せなのだろう




そんなことを
ふと思いながら
今頃
のこのことやって来たこの男には
善次郎のDNAが残り

また
40数年前
ジョンに会えたことすら
偶然を装い
善次郎が仕掛けておいた
今日への
招待状だったのかもしれない




さあ
心は 新選組

さあ
心は ジョンレノン

こんな不思議な取り合わせでの
碓氷峠は
僕だけなのだろう

いずれにせよ
この碓氷峠
一筋縄では歩き切れないようだ