円楽さんが
こんな本を出して
おまけに
体調もイマイチ
ならば
圓生 襲名も… と思うけれど
はてさて
その圓生を知らない世代
そう
10代の終わり頃
ギリギリ間に合ったはずが
圓生に気付かなかった
三平が好きで
小圓遊が好きで
談志だったから…
過去に
その 圓生をと
名乗りを上げた 鳳楽さんは
立ち塞がる多くに阻まれて
諦めてしまった
それ以来
もしや 圓生は
永久欠番かと思われた中で
円楽さんがなんとなく
気遣いしながら名乗りを上げた
そう
落語の名跡は
何代目なんてことで
繋がっていく
ならば
まだその名を知る方々が残る内に
繋げるのもまた
必要なのかもしれない
もちろん
賛否両論あろうけれど
もちろん
圓生を知らない世代だから
そんなことが言えるのかもしれない
いっそ
同じ名跡は不可 なんてことならば
こんな問題は現れない
そう
本当は
個人的には
真打ちになったときの
自分だけの名前を
自分で大きくしたら良いとも思う
けれども…
正蔵は孫が継いだ
三平は息子が継いだ
小さんも…
文枝は弟子が
文楽も
馬生も
圓歌も…
では
圓朝は…
では
志ん朝は…
では
談志は…
そう
談志も先代がいたそうで
でも
それをとても大きくしたから
今
談志は談志だけ
それでも
いずれ
どなたかが継ぐのだろう
しかも
談志を知らない時代になった頃
それでないと
難しいかもしれないけれど
それでは
途絶えたのと同じになってしまう
ならば
弟子のどなたかが
最後の最後あたりで
襲名するのも悪くない
ただし
名を変えることで
運命まで変えてしまい兼ねないから
それを
わかっての上でも
その名を残さねばと思ったのは
三枝さんなのだろう
自分で大きくした名
三枝で良かったのでは? なんて
今更ながら思うけれど
落語界に限らず
歌舞伎も
講談も
浪曲も…
選ばれた方々が
選ばれた名跡を継ぐ
僕らは
僕らの時代しか知らずに
その名跡を評価する
時代は
急ぎ足で流れていく
それよりも
これよりも
さて
蔓延防止だそうだ…
そうそう
継ぐと
まさかの短命だと
止まってしまった名跡もある

