最近
ぱふとの散歩中
不思議なことが起こる
それは
そこにいたはずの人影が消える
そう
間違いなく
今さっき そこに誰かがいたのに
一瞬 目を離すと
いなくなってる…ような
不思議だと思って
探してみるが
隠れる場所はない
決して幻ではない と
そう思いたいが
わからない わからない
そんなことが
何度か続いている今
まさか
もうろくしたのかと
自分を疑ってもみるが
いやいやどうして
そんなばずはないと
まるで
キツネに摘まれたかのような
不思議なことばかり
特に
川沿いの歩道でそれは多く
細く両側をフェンスで仕切られた
その歩道では
逃げ道はない
だから
向こうから来る方を確認したならば
離してあるリードを付けねばと
一瞬 ぱふを呼び戻す
すると
次に振り返ると
その方はいない… なんて
わからない
わからない
わからない
そう言えば
突然
ぱふは立ち止まって
何かを見つめることがある
どうした?
何かいたのか? と問うが
日本語で答えるはずはなく
ワン と吠えてまた歩き出す
そう
僕には見えない何かが
ぱふには見えてるのだろう
これまた
わからないけれども
まずは
手を合わしてもみる
あの世とこの世とは
紙一重で重なっていると
いつぞやか
どなたかが言ってたけれど
もしかすると
僕らの持つ 五感とは別の
六感七感…を持ってして
犬たちには
見えているのかもしれない
確かに
家の中にいても
遠くから来る犬を感知し
吠えることがある
犬どうしのテレパシーかとも思うが
はてさて
本当が分からない
いずれにせよ
現代でもそんなことが起こるから
昔の方々は
やはり幽霊だと
怖がったのだろう
でも
足がないのは
円山応挙がこしらえた姿とされ
僕が見たのは
確かに足もあれば
歩いてもいた
わからない
わからない
わからない
見えないものが見えてくると
そろそろ… かと
笑う方がいるけれど
やはり
軽くなって来たと昨今思う
残りの時間
あとどのくらい
時間はあるのだろうか…


