目を閉じて
更に手で目を覆うと
闇が現れる

しかし
不思議かな
その後
脳裏からの光が見えて来る

しかも
緑 黄 赤 青 金 銀… なんて

見えるはずもない色が
様々な模様を成して
動き回り出す

そんな現象は
まさか 僕だけ? なんて
思っていると

いやいや
そんなことはないようで…


現代は
光はいつもそこにあり
24時間 身体に絡み付く

そう
押し入れにでも入らないと
光から離れることは出来ない



長野の善光寺には
本殿の下に
お戒壇巡りなる場所があって

内陣の
真っ暗な階段を降り
本殿の下を潜り
壁づたいに手探りで進み

本尊の真下にあると言われる
鍵前を見つけ
触れることが出来たならば
極楽浄土へ行けると
そう信じられている

そう
そこはまさに真っ暗闇で
女性たちは
皆 キャーキャー騒いで
45mもの闇を彷徨う

男どもは
何も見えない暗闇ならば
多少は触っても無罪かと
女性たちに近づく…

まあ
そんな不純な考えでは
鍵前を見つけられたとしても
とても極楽浄土へは
導いちゃくれないのだろうけれども

旅の恥はかき捨て… なんて
観光バスは
毎日多くの客を運び込む



お血脈


さて
善光寺
今年は
7年に1度の御開帳の年

前に伺ったのは
14年も前

今年は是非伺って
新たな
お血脈の御印を頂いて来よう