元々 涙腺は弱く
今また 更に弱く
ひとり
誰にも遠慮なく
ぼろぼろ涙することばかり
遅ればせながら
Amazonプライムでもと
映画を探していると
なんや
京都を舞台とした
恋愛映画があって
ならば
それでも なんて… 今日
そう
今更ながら
大学生活を京都で過ごしたかった
そんな想いがあって
そう
もちろん
偏差値は遥かに足らず
予算は更に足らず
だから 行けたはずはなく
それでも思いっきり背伸びをして
同志社大あたりに無理に潜り込んで
気ままに好き勝手
やってみたかった4年間
とーぜん
4年で卒業出来たはずはなく
更に数年
下手すれば
授業料が払えず
除籍なんてことだったかも… 笑
それでも結構
僕ら関東人にとっての京都は
やはり
心熱く語れる場所で
いつか住むことが出来たとしても
生涯 旅人感覚なのだろう
時折
気まぐれで出掛けてみる京都では
いつも
鴨川沿いをぶらり歩いてみる
あちらこちらにカップルで佇む彼らの姿に
なんだか
羨ましさと
その後に待つ多くのあれこれを
勝手に想像などして微笑んでもみる
そう
20歳の頃
わずかな時間 遠距離で苦しんで
自ら引きちぎった糸
京都という街は遠く…
いや
もう忘れてしまった…
ただし
あの頃があったから
今でもなんとなく
方向感覚だけは残っている京都
もちろん
この映画も
京都が舞台でなかったら
僕の中での
この感動は薄れたのだろう
そう
時代は違えど
時折 映る風景の中に溶け込む
主人公たちの姿は
あの日の僕らと重なるから…
長い京都の歴史の中
たかだか40年
されど40年
僕らのそこでの記憶は
わずかに点でしかなく
また
僕らの存在ですら ただの通りすがり
京都
ぼくは明日、
昨日のきみとデートする
不思議な時間が織りなす
20歳の日の 恋愛の物語
うかつにも
ボロ泣きしてしまった


