毎日毎朝 夢を見る
多分
睡眠が足りているのだろう

そして
思いもしなかった方々が現れて
思いもしなかった展開となる

しかしながら
不思議かな
そんな夢も起きた直後
忘れ去られてしまう

そう
今朝の夢は… と思うけれど
すでに
消えてしまった


夢は通い路と言われ
訳あって
会うことが出来ない男女の
想いがつのると
夢で合わせてくれたそうだ

はてさて
僕にはそんな場面は現れず
会いたい貴女は
今まだここへと辿り着いてくれない

もしも
夢で会えたならば
想いを正直に伝えたいと
悩んだ頃はとうに過ぎて

それでも
いつかまたと
夢を心待ちなどする還暦男

あの頃 って時を
振り返ることが増えて
もしも 
あの時あちら側を選んでいたならば
なんて
ふと思うこともある

しかし
なんとか無事に生きた
こちら側が正解だったことに
今頃 気付いて
うなづいてもみる


あの日の貴女は
もういないことくらい
わかっちゃいても
あの日の僕もまた
もういないのだから

やはり
夢で会うしかないのだろう

時折
街でのすれ違い際に
まさかと思って振り返ることがある

そう
違うとわかっちゃいても
その一瞬の姿だけ
その一瞬の香りだけ
そっくりに見えることがあって

わずか数秒だけ
微笑んでもみる

初夢は
いかがでしたでしょうか?
忘れてしまいましたでしょうか?
忘れてしまいましたでしょうね…




一富士
ニ鷹
三茄子… なんて
夢に現れたことなどないよね