昨日
記念館で買い求めて来た
開高さんの新刊本
記念館に並ぶ多くの蔵書は
そりゃあ僕らの知らない
あれこれの山
それらを
徹底的に読み漁ったらしく
まだまだ
多くのアイデアが残っていたのだろう
一語一句の戦場とまで表現した
過酷かつ綿密な文章は
言葉と文字と
格闘したあげく
搾り出したと思わざるを得ないもので
身震いするほど
僕らを引き込む
没後30年
時代は変われど
男の欲望は変わらずここにもある
生き様は
とてもじゃないが真似出来るはずはなく
生死を彷徨う場所でしか
それらの表現は出来なかったのだろう
純文学としては
大人になるまで解らなかったことばかり
ところが
入り口は沢山あって
男の遊び方
女とのエロ話
美味い物の食べ方
美味い酒の呑み方
魚の釣り方
ホラの吹き方
世界旅紀行… と
あまりの幅広さに
大人へと育ちながらその道
離されないように
追い掛け付いて来た
すると
僕の書棚もまた
同じような本で埋め尽くされ
気が付けは
開高さんの齢を越していた
記念館の事務局さんたちは
皆 口を揃えて言う
太く短く
でも 好き勝手やれた人生
やはり
幸せだったはずと…
お会い出来たのは
たったの1度だけ
あの日
手元に
カメラがあったならば
写真
ご一緒したかったなあ
そう
まだまだ
時折 会えると思っていたから…
それ以来
憧れの方々と
ご一緒出来るタイミングでは
撮っておこうと思うようになった
さて
この本で新たに知った書物たちを
早速 読んでみようかと思うけれど
はてさて
絶版ばかりなり
週末
ゆっくりと
神保町を探し回らねば
ならなそうだ




