相変わらず
実家のお袋は
ひばり ひばり と言うけれど
カミさんのお袋さんは
裕ちゃん 裕ちゃん だったなあ
そう
カミさんの実家の仏壇の前には
石原裕次郎ラベルの酒瓶を備えてあるからね
共に52歳
若くして去ったスター
往年の頃は知らないけれど
そこそこ間に合った僕ら世代
やはり
今まだ絶えぬ人気は
並のスターではなかったのだろう
で
本日は鶴見のお客さま宅
目の前が総持寺
総持寺って確か… と立ち寄ってみた
その巨大な寺は坂ばかりなり
こりゃあ無理と受付で尋ね
それでもわずかに彷徨う墓所
花は絶えず備えられているらしく
また
毎日
多くのどなたかが訪れていると
残念ながら
酒は手に入らず
コーヒーだけでもと備え
ショーケンや優作さんのことを
訊いてもみたけれど
戻る答えがあるはずもない
帰り際に
近くの管理人さんと長話となり
命日には
大変な人だかりだと微笑む
とうにスターの年齢を越したこの身体
想うことは多々あれど
まだまだ外野で
覗いてみるだけのファン
太く短くをと選んだのだろうか?
僕は
細くても長くと願いながら…






