この10月1日で 20年

時間の経つ速さは増すばかり

談志師匠は 来月で10年


志ん朝ロスも

談志ロスも

そろそろ

治まったと言いたいけれど


ロスというほど

あの頃

多く接してはいない


せいぜい

季節に1度くらい

どちらかで聞けただけで


あとは

テレビでビデオで

だったのだろう


それは

今の 志の輔師匠も同じで

しょっちゅうではなく

そのくらいが

ちょうど良いのかもしれない


63歳だったとは

なんとも残念でならないけれど

馬生師匠は

54歳だったそうだから

あまりにも感慨深い


近くを通ると素通り出来ず

手を合わせること

もう何度になったことか


ただし本日は

命日直後

どれだけ華やいているのかと

出掛けてみた 

早朝の 江戸川橋




一礼し

人影ない寺の奥へと進むと

案の定 

そこは酒と花とで飾られていて


花より団子と

僕も八海山を備え

ひとり呟いてみる






志ん生師匠と同じ墓所

以前は

馬生師匠もいたけれど

娘さんが谷中へと移したから

谷中にもまた

素通り出来ない場所がある


墓誌を見て驚いた

そう

今年 奥様も入ってしまった


そんな時分かと

聞いてはいたけれど…


いずれにせよ

ないものねだり

今生きていたならば

いったいどんな芸だったのだろう


それとも

老いた芸を観せることなく生きたことが美学だったのだろうか…



さて
本日は
たこ蔵師匠の復活祭

そう
駒込落語会へ
また出て頂くこととなった

どうやら
芝浜と 新作とを引っ提げて
古巣への凱旋らしい

師匠と呼ぶには
まだ気恥ずかしいけれど
まあ 友達ならば
偉くなってもこの関係でと
わずかに今日を期待しながら…