通常
4月1日に解禁となる渓流釣りは
この
9月30日をもって禁漁となった
昔は
魚を保護するが為に
そう
産卵を目的としていたわけだけれど
現実には
魚はほとんど残っていない
そう
解禁直前に
大量に放流されるわけで
しかし
それも解禁日に
押し寄せる釣り師たちに
その大半を持ち去られてしまう
昨今では
魚欲しさではなく
あくまでもゲームとしての
フライやルアー釣りが増えて
リリースされるわけだけれど
それでもやはり
魚取りの餌釣り師たちによって
根こそぎ持ち去られてしまう
そこで
魚の保護と
目的違いの釣り師たちとのトラブルを避けるが為
フライ ルアー専用の
キャッチアンドリリース区間が設けられていて
そこでは
100% リリースが義務付けられ
おかげで
禁漁間近でも魚が残っている
しかし
半年にも及ぶ
釣り師たちとの知恵比べ
多くの魚は賢くなっていて
なかなかどおして
僕らの疑似餌には反応しなくなる
ならばと
こちらもそれなりの作戦を立て
あれこれと立ち向かうわけだけれど
手強いのだ
だから面白いのだ!
しかし
昨今
敵は人ではなく天気で
ゲリラなる雨
これで
せっかくの魚たちも流されてしまう
こればかりは
我々の力では対処出来ず
禁漁を待たずして
僕らのシーズンは終わる
すると
紅葉と共に
秋の夜長は訪れ
気取った酒でも
チビチビやりながら
また来る春の里山の渓流を夢見て
あーでもない
こーでもないと
毛針を巻くわけだ
還暦と言う節目
フライフィッシング歴 30年
多くの経験の中で
魚の気持ちが解って来た
足腰は
まだまだ大丈夫そうだ
肩や腕も
投げる右側は大丈夫
しかし
まさかの目がそろそろ…
そう
これまで視力に苦労して来なかった幸運が
今頃 老眼となって出た
近くが見えない
針に糸が通せない
特に
薄暗くなると
まったく見えない
おまけに
昨今
遠くも見え難くなった
そう
小さな毛針を遠くへと投げて
それに食い付く瞬間に合わせるから
見えないと困る
おまけに
水面の乱反射を防ぐ
偏光のサングラスも必要
確かに
釣り用にと
遠近両用のサングラスはあれど
これがダメ!
足元の悪い渓流では
目眩のようにフラつき転ぶ
騙し騙しなんとかして来たけれど
そろそろ限界
そんな時
寄席から出て来た噺家
昇也さんと話し込んだ
たまには写真でも なんて言うと
そのメガネから
サングラスを外した
そう
メガネが2重になっていて
マグネットでサングラスが付いている
おや それは? と訊くと
JINSのフレームで
カクカクシカジカ…
なるほど
それだ! ってなわけで
JINSへ 急ぎ足
すると
それはメガネの上にサングラスな
フレームで
僕が欲しいのは
サングラスの上に
しかも度付き偏光サングラスの上に
老眼鏡
またも難関か と思っていたら
このフレームでは無理ですが
こちらならばと探してくれた
形は思ったのとは違うけれど
それしかないなら
それで良い
急いで
視力検査に
偏光の色合わせ…
待つこと10日
それが仕上がって
なるほど 完璧!
遠くが見えて
近くも見える
それを試したのが
先日の野反湖
視力は見事に完璧!
しかし
天候は最悪
腕も未熟
おかげで
まさかのボウズ
今シーズン最後の釣りが
散々だったもんで
来る春を楽しみに待ちながら
さて
そろそろ
昇也さんに
お礼でも言いに寄席へと
出掛けるかな


