バイクを降りるということは
その1点だけで集まる仲間を
失うということ
そう
それぞれの遊びには
それぞれの仲間が出来て
その遊びの中でだけのお付き合いとなる
時には
偶然
他の遊びでも出会うことも
あるけれども
僕は
他にはお誘いせず
そこだけで繋がっていたい
そう
たまたま他で会ったならば
更に仲は深くもなれど
わざわざのお誘いは
もしかすると迷惑かもで
もしくは
すでにこちらにいる仲間たちにも
迷惑となるのかもしれないから
数えてみると
バイクでの仲間が1番多く
北海道から沖縄まで
ほぼ全国に100人はいる
おかげで
どこへ行くにも
すぐに情報は入り
また
行った先では歓迎などしてもらえる
それが
今回 降りることとなって
でも
降りても仲間だからと
皆は微笑んでくれる
しかし
バイクで出掛けた先でだけの
お付き合いは
年齢 立場 関係なく
無礼講で平等だったから
もしかすると
本当は偉い方々もいるのかもしれないれけど
医師 弁護士 社長 先生 芸能人…
更には
身分を明かしたら
都合の悪い
警察官までいたから
バイクで違反並みのスピードで
飛ばす姿は面白い
はてさて
これで
一気に多くを失ったわけだけれど
まあ
還暦とやらを思ったならば
新たな友達は
さほど必要なく
ガキの頃からの
分かりきった数人が
いてくれたら
それで幸せなのだろう
そして
皆 無事に年寄りになって
出来るならば
その真ん中あたりで
さよなら したいとも願う
ひとり残されるのもまた
辛いだろうから… と
そんなことを
思う齢になった

