とうとう
夢にニックさんが現れた
なぜか
中学の先生で
僕はその授業を抜け出して
隔離された
恐竜の居る公園へ忍び込むと
目の前に
凶暴なコヨーテが今にも飛び掛かる体制でいて
慌てて学校へと戻り
授業中のそこへ潜り込むと
ニック先生に見つかり
叱られるかと思ったら
まあまあと
砂糖たっぷりの揚げパンを出され
これが給食だと
微笑んでくれた
そんな意味不明な夢だったけれど
他界してから始めて会えた気がして
嬉しかった
夢は通い道だと
どなたかが言ってたけれど
確かに僕の中では先生で
道先案内人だったのだろう
コロナ禍を言葉で表し
対応を批判し
未来を悲観した
昨今の異常気象の根源は
やはり
森を伐採したことに尽きると思う
森は多くの水を溜め
多くの生物の命の源であって
そこから流れ出す水は
多くの養分を蓄えた水となり
川へと姿を変え
多くの魚たちは
海へと旅をし
山へと戻る
山で産卵を終えた魚たちは
その命をそこで終え
山の生物や植物たちのエネルギーに変わる
更には
産まれた稚魚たちの栄養素にもなり
その果てない循環は
太古の昔から繰り返されて来た
それを
わずか100年で
壊してしまった人間たちの罪は重く
いよいよ
地球も怒り出した
いずれ
人間に変わる生物が現れ
人間とは
なんとバカな生き物だったのかと
笑うのだろう
昨今
太陽光発電は原発よりも
コストが低くなったそうだ
それはもちろん
開発者たちの努力により
パネルの価格が抑えられたことと
自然エネルギーの大切さを理解する者たちが
増えたからだろう
糸川英夫先生は
人類はウランを割ってエネルギーを取り出す技術は出来たけれど
それを閉じる技術がまだ出来ないから
閉じる技術が出来るまで
ウランを触ってはいかんのだと
45年も前に言ってたのに…
そして尚も
地球内部のエネルギーは有限で
それを取り出し使う利権よりも
それを使ったことによる被害の方が大きいと
石炭も
鉄鉱石も
石油も
ウランも…
エネルギーとして
無限にあるものは
やはり太陽でしかないと
そうだ
もう
原発はいらないのだ!
ニックさん
僕らの時代の中で
原発を止めることは出来ないのだろうか…



