時折
仲間たちに連れられ
美味い! って言われる
ラーメン屋に行くことがある
しかしながら
残念ながら
これが? なんて
口には出さず 赤い下を出す
そう
10人10色
味の好みは違うのだ
特に
ガキの頃に食べた味は
やはりその方の定番となり
何よりものご馳走となる
そう
それには多くの想いと年月とが関わり
他人には到底分からない
うどんはコシがあれば
さほど変わらないけれど
蕎麦となると
やはり口うるさくもなる
好みはやはり田舎蕎麦
そこへ
和紙に載せた
山菜の天ぷらでも付けば完璧!
ラーメンはそれ以上に奥が深い
ダシがどうとか言う前に
大抵は見た目でアウト
ならば
リンガーハットのチャポンが
どこで食べても同じ味
そう
それで良い
そう
それが良い
特に今は
以前と違って大鍋でパフォーマンスしながら
なんて作り方はしない
それだとやはり
いくつかに分けた時
個体差が出るのだ
きっと今は
ひとつづつ工場生産されたものを
温めるだけなのだろう
そう 思い出した
いつぞやか
レジで揉めてた方がいたっけ
俺のには
タコが入ってなかったと
タコを食べたくて来たのに…と
気持ちは分かるけれど
それは食べる前に言わないとな
その直後から
タコがなくなり
また 大鍋もなくなったから
もしやまさか
あの客の仕業だったのかな? なんて
今頃 そんなことを思い出して
今 リンガーハットのカウンターで
ひとり
チャポンセットを頬張る男
そういえば無料だった
1.5倍も 2倍も
有料と変わっていたっけ…

