さて
もうすぐ
知った仲の4人が
真打ちとなる

おめでたいとは思うけれど
まだ早いとも思う

真打ちはゴールではなく
スタートだと言えば
まだまだ先は長いけれども

ならば
真打ちの前に…


そう
真打ちとやらは
相撲で言えば 横綱

もう
その上の位はなく
多くの師匠方と並ぶわけで

すでに
修行を終え
弟子を取れるだけの身分

なのに
大抵はそこから苦戦が始まるわけで

そう
まずはギャラが上がって
町内の寄席では
簡単に呼べなくなる

安いギャラでも
場合によっては
タダでも
話す場所が欲しかった頃を過ぎ

なんせ
皆が師匠と呼ぶもんだから
多少の見栄も作られてしまう

前座として
小遣い程度で呼んでくれた師匠たちからも

呼ばれる機会は減り

さあ困った
食う為には
結婚式の司会や
イベントの… なんて
本業と離れてもしまう

そう
その道で売れてるのは
ほんのわずかなのだ

すると
やっと辿り着いた真打ちで
廃業なんてことも少なくない現実

なんせ
大きな寄席は4つ

そこへ
1000人もの噺家たち

出番は大師匠たちの都合からで
なかなかどうして
しかもこんな世の中
小さな寄席は閉めてしまい
また
多くは席を減らした中での
苦作の営業

そう
見習い
前座
二つ目
真打ち

これが悪い!

時が来れば
皆 真打ちになれるのだ!

そして
真打ちになると
生涯その地位は保証され
二つ目に落ちることはない

もちろん
相撲も横綱になると
落ちることはないが
成績が悪いと引退となる

ところが
その 横綱までたどり着けるのは
わずかで

その直前に
大関なるものがあって
油断すると
その位は落ちる仕組みがある

ようするに
噺家の世界にも
二つ目と
真打ちとの間に
大関なる位を作り

そこでの
人気
活躍ぶりを見てから

そう
弟子が来たならば
真打ちにと… なんて

すれば
名ばかりの師匠は
減るのだろうと…

失礼〜