それは いつかな?
そろそろかな?
そろそろだよな! なんて
この1年
ずーっと待ってたけれど

ニックさんは
夢に現れることなく
きっと
僕以外のどなたかを
順番に巡っていたのだろう



それも
もうすぐ1年となり
その日には僕も
黒姫へと急ぎ足

いやいや
今年ばかりは
ここから出掛けては迷惑になるかな

そう
ニックさんの森で
アファンの森で
追悼式が行われるはずだから

きっと大好きなマザーツリーの下で
その記念碑は一般公開され
皆 涙するのだろう



昨年の秋
その日 集まった方々にだけ
先行して公開されたそれに
一瞬 戸惑いながらも
笑顔でカミさんと腰掛けた…


今朝
やっと現れた
夢にニックさんが現れた

おそなったな と笑いながら
森を頼むよ と言われ
任せて下さい と握手をした

言葉はわずかにそれだけだったけれど言いたいことは
みんな分かっている

そう
この人生で出会った
僕の中での最後の砦

自然を
森を
この国を
本当に理解していた
日本人以上に日本人だった方

次の世では
もっともっと
もっと早く出会いたい