昨年は
没後50年という節目で
おそらく賑わっているだろうと
失礼した墓前

本日
調布での仕事が出来
ならばと
わずかに足を伸ばした

花は相変わらず絶えることなく
綺麗に備えられて
訪れる方の多さを知らされる

訊きたいことは
数多くあれど

声に出して訊いてはみても
戻る返事があるはずもなく
時は急ぎ足で過ぎ
しかも一方通行で戻る術はない

日本文学の最高峰は
いつまでも
美しい言葉で書物の中から
次の世代をも魅了するようだ


そして今
この国の世相も
やっと
先生に追い付いたようだ…