もしも
過去に戻れたならば
自分の失敗を正す前に
真っ先に
あいつと あいつと あいつと…を
救いたい

そう
その道 進まず曲がれと
その酒 そろそろ辞めろと
その女 手を出すなと
その日 バイクに乗るなと…

僕のことは
その後でも大丈夫
だって まだここにいる

人生50年な頃ならば
もうすでにな齢だけれど
この世は
まだまだ途中らしい

還暦間近
100人いた友達は
87人になってしまった

それを
100人に戻したいだけの
願わくば 
一緒に年寄りになりたいだけの…


仕方ないが環境は
産まれながらに
大きな差を与える

ならば
その命の時間くらい
平等にならないか! と
何度 神様に頼んだだろう

それぞれの生き方があるから
そうはならないけれども
運とやらは
引き寄せられるかも… なんて
夢の中で答えてくれた

他人を思い
他人を尊重出来たならば
それは
周り巡ってここへと戻ると

そして 時折
それが戻ったと感じたならば
その生き方は間違ってないと
夢で微笑むジイさんは
神様なのだろうか?

毎日
その日最後に目を閉じると
必ず願うことがある

明日また
目を開けさせてくれと

それと
たった一言づつで良い
夢を通して
あの日の彼らに伝えて欲しいと…


夢は通い道と言われ
現実の世では
多くに阻まれて会えない方々に

そう
特に身分の違う男女の仲に
わずかに残した希望だったそうな

現代のように
手の中の小さな箱で
どこへでも想いが繋がったならば

別れた運命は
切れた赤い糸はまた繋がって
世の中は好転し
今は
もっと良い日本になったのだろう

いやいや
それは当時での話で
今は逆に
それに頼り過ぎたが為に

約束事は軽くなり
出会わないはずの方々が
出会ってしまう

便利さと引き換えに
大切なものを失ってしまったようだ

昭和は遠くなり
平成ですら過去
令和に期待出来ず
世界は滅ぶ道を歩む


もしもこの先
時空を戻せる機械が出来たならば
そのテスト飛行でも良い
真っ先に乗って
戻りたい
戻したい
正したい 場所がある

そして
救うべき者と
倒すべき者とを
この手で…  なんて