佐野洋子さんが去って
10年もが過ぎた
ほとんどメディアに出なかったから
その時間の感覚は少ない
お会い出来たのは
1度だけ
どちらかの書店でのサイン会
優しい笑顔だった記憶
100万回生きたねこ のことを
訊いてみたいと
あれこれ考えてる内に
その順番は過ぎ去ってしまった
そう
初めて読んだガキの頃には
意味が解らなかったけれど
いつの頃からか
そう
家族を持って
久しくもその絵本を開き
子供たちへと読み聞かせたとき
なるほど
愛される側から
愛する側へと変わる心とは
こういうことなのかと
遅ればせながら
嬉しくなった
守るものが目の前に現れたとき
それが
我が身よりも大切だと思え始めたならば
この命と差し替えてもと
神に願い出ることがある
すると
この物語は心に染み出して
あふれこぼれ出し
自分の中で永遠のものと化する
それが
本当の人間の価値で
心あらば互いを思うならば
昨今
多くの西洋が入り込み
荒らされてしまったこの国
そろそろ
古き良き日本を取り戻さねば
未来には
この国の存在すら危うい
今回の人生で巡り会えた
すべての人へ
すべての生き物たちへ
感謝などしながら…
100万回は無理としても
輪廻転生
もう1度くらいこの世に戻って
今回の反省をしながら
正しく生きたいとも思いながら…
そう
もちろん この国で…


