不思議かな
いや
不思議なはずはなく

時折
今でも夢に現れる彼女

元気かな?
元気ならばそれで良し

おばあちゃんになったかな?
なったよな

僕がもう
おじいちゃんだからな

運命という言葉 一言で
片付けられた
片付けざるを得なかった
あの若さの頃には
後悔という言葉が残るけれども

それは
生きて来た中で
間違いなく1度は忘れ去ったもの

それでもこうして
還暦なる頃が近づくと
どうやら人間
フリダシに戻るらしく

人生の半分以上も前のあれこれが
夢の中で葛藤し始める


もしも
あちら側を選んでいたならば?
なんてことは
すでに解決済みだけれど

こちら側を選んだから
今もまだ
こうしてこの世にいる

結果はもちろん
見えないけれど
ひとつわかったことは

波風あれど
どうやら
幸せだったということ

ありがとう

でも
次の世でもまた
きっとこんな道になるのだろう