今朝
出掛けに毎度の如く
その膨大な量のCDの棚から
目を閉じて掴み取ったそれは ”風”
”WINDLESS BLUE”
そう
今日 聴きたい曲に迷うと
そんな選択をする
仕事の車のそれにCDを流し込み
ちょいと口ずさみながら
そして
いきなりかかったこれに
またしても
一瞬であの頃って時代に引き戻された…
♪ 振り向きもせずに 男は去った
女は半年 泣き続けた ♪
もちろん
女を捨てたことなんて
僕ら
モテないくんたちにあるはずはなく
ちょうど
このLPレコードが出た当時
高校生だった僕らは
安物のギター片手に
必死にこれをコピーしてたっけ
そんな最中
いつもの駅でいつも会う
気になるあの娘を
やっとこさ誘い出した喫茶店で
どんなに陽気に見せたところで
ほおづえをついて
退屈そうな顔をしたあの娘
不思議かな
その顔がふと浮かんで来て
ちょいと熱くなっただけ
その後
いろんな娘に魅せられながらも
なかなか
良い思いは出来ずな僕らの青春
も少し
もう1軒 だなんて
誘った返事だって
”あたし ネコの餌あげなきゃ” って
去った女どもの言い訳を
何度も何度も聞かされたっけ…
でもね
人生って面白いもんで
1度くらいは
モテ期もあるもんで
おいおい
うそだろ? って驚きながらも
ならばと
いい気になって
バカやっちまった若さ
そうさ
ちょうど この唄のように
派手にやっちゃあいかんのだ
♪ 夜空の星がとても美しいのは
ほんの少し光っているから ♪
そう
ほんの少し
控え目に光っていたならば…

