あけましておめでとうございます
何も変わることなく
1夜が明けただけなのに
この国では
1度 終え
新たな始まりだと思わされた風習
ならばそれはまた幸せで
西洋にはない
大切な価値観なのだろう
そう
今年こそは! なんて
昨年を捨て去り
生まれ変わったかのようなね
そう思えたならば
振り返らず前進あるのみで
それでもわずかに振り返り
寂しさを繕う
昨年
1番嬉しかったことは
無事に孫が出来たこと
昨年
1番哀しかったことは
ニックさんを失ったこと
ひとり増えると
ひとり去る
そんなことの繰り返しの中で
わずかづつ入れ替わり
100年でそのすべてが違ってしまうから
いよいよ軽くなって来た残りの時間を
あれこれと
振り分けねばならないようだ
そして
決して誰にも気兼ねなく
自分に正直に選ばねば
最期の場面で後悔などすることとなる
還暦を過ぎた頃
目に見えないものが
大切に思えて来るんだそうですよ
友情
愛情
信頼
勇気
安らぎ…
そういうものが
心の中で見え始めると
フリダシに戻った感
赤いチャンチャンコを羽織らされて
2度目の人生の始まり始まり
そう
昔ならば そこからは
オマケの人生だったのだ
ところが現代は
そこはタダの通過点
人生50年は100年にも伸び
定年は
55から65へと移り
いずれ70にもなるのだろう
逆に 憧れた隠居生活は
突然 仕事を失うと
半年くらいは笑顔でいるが
趣味なき方々は
退化を早めてしまう
医学は進み
栄養も環境も整い
不治の病も少なくなりつつある
しかし
今持って
全員が老人になれるわけではなく
多くの仲間たちを
失って来た人生
昔ならばこの僕ですら
腹膜炎等で
成人前に命落としたであろう
それを思うと
すでに大人の時間のすべてが
オマケなのだ
相変わらず先の見えない闇の中で
知恵なき
心なき
知識なきの連中が
なぜ今オマエなんだ?という連中が
国を世界を滅ぼしかねない
他人を敬う気持ちがあれば
分け合う心があらば
道は自ずと開けるのに…
良い年にしよう
