生き急ぐ と言う言葉がある
生き急いだ方々を
多く見ても来た
いや
尊敬し
憧れた方々の多くが
生き急いだのかもしれない
太く短くと どなたかが言葉にする
太く短くもまた
その方の生き方ならば とすら思う
歴史に名を残すことなく
その時代に消える
そんな美学もまた 有りかとも思う
そう
大半の庶民は
皆そんな生き方で満足したのだろう
僕もまたそのひとりで
名を残す必要もなく
この時代に消えることを望む
それでも
一族の中でだけは
数世代先くらいまで記憶に残して頂きたい
そう
祖父の時代のように
仏壇の上で白黒の写真で残るものではなく
カラーで
しかも4Kで
動き 話し 笑う 姿までもが
いとも簡単に残る時代
僕らは現実のまま 残されて
神にも 仏にも
なれないのかもしれないけれども…

