本当は
もっと先の未来を思えば良いのに
最近では昔話ばかり

あの頃 って時間ばかりを話し
良かったなあ 
戻りたいなあ なんてねだる

お世話になった諸先輩方は
遠ざかり
笑顔でこっちを向いてくれていた
味方たちも過ぎ去ってしまった

毎年毎年
どなたかが去る

先輩方ならまだしも
同期や後輩ともなると
寂しさは増す

まだまだ
まだまだと 笑ってはみせるが
いよいよ
還暦の壁が目の前に立ちはだかった

この人生
何かを残せただろうか? と
時折
自分に問うけれども

子供たちと
自宅くらいか

そうそう
しばらく前にそんなことを思い
ならば絵でも描いとくかと
落書きが500枚ばかし残っている

それを唯一褒めてくれた
あいつまでもが先立ってしまった


Time will come

何事も
どの年齢からでも
スタート出来ると言うが
なかなか
新たなスタートは切れない






いずれにせよ
今年は
大きなものを失った
僕の中での環境問題の最後の砦

ニックさん

多くの書物を残し
森を残し
財団と人とを残した

20年もしたら追いつく齢
それまでに
僕には何が出来るのだろうか?



一般庶民
せめて周囲だけはと
がんばってもみるが

そしたら
がんばったな! と笑って
迎えに来て欲しい

その日には
禁酒していた酒も
ニックさんと
浴びるほど呑もうと思う