還暦間近
多くの記憶が消え去る今日
残る記憶も
自分に都合良く
書き替えられて行く



時折
カミさんからの昔話は
大抵 覚えておらず
会釈だけして通り越す

そこで
違う記憶を話したところで
擦り合わせる術もなく
ならばそれを肯定する

清志郎さんも
歌ってたじゃないか
75%は忘れてしまった と


特に

旅先での出来事は
覚えていない

好きで通った軽井沢も
あれこれと脳裏に浮かぶけれど
はてさて
自分の記憶が正しいのか
わからなくなる

ならば
それならば
自分に都合良く変化した記憶もまた良し

それで幸せならば…
それが幸せだから…