さて
この夏に出掛けて以来の森
この時期の
色付いた森を見たくて
いつぞやか
ニックさんが映像で歩いてみせた
秋の森を歩きたくて
そして
カミさんにも
見せておきたくて
アファン財団の会員へと
財団職員の方々が
案内して下さる日がやって来まして
そう
この夏の森には
僕ひとり
こっそり
勝手に
どーぞ なんて
理事長からお許しを頂き
では
遠慮なく なんて
ニックさんの気配を探し回った
緑豊かな夏の森も好きだけれど
やはり
黒姫の紅葉が見たくなって
今年は特に
台風の被害もなく
綺麗に色付いているはずと
ワクワクしながら
早朝から急ぎ足
急に寒さを増した山の空気感は
多くの生き物たちの気配を消し去る
長い冬を迎える前の
植物たちのわずかな抵抗
それが
見事に色鮮やかになって
僕らの心を和ませる
春に息吹いた芽は
葉となり 実となり 種となり
役目を終えた葉は落ち
土へと還る
そしてまた
それらは姿を変え
様々なものへと移って行く
輪廻転生
いつぞやか
そこにあったものが
今 僕の身体となって動き
僕の身体だったものは
今 木となり 花となり 虫ともなる
そう
僕らはすべてが地球そのものなのだ
その命を終えれば
皆 また地球へと戻り
太陽の光を受け
また様々なものへと姿を移す
雨は森へと落ち
川となり海へと流れる
ただそれだけの時間の中に
関わる多くの生物たち
その循環を変えてしまう
哀れな人間たち
いずれこの身体は地球へと戻り
次は
草か 木か 虫か… となるのだろう
すれば
つまらぬ利権で争ってる場合ではない
すべての生物が
生きやすい場所を守らねばならない
そう
たまたまそれが出来る
人間でいる時間の中で… 今










