時折
隣人のフライBOX なんて画像が
釣り雑誌に掲載されて
おお! 綺麗なもんだ! なんて
羨ましく思うけれども…
冬の夜長に
春の里山を夢見て
お洒落なウイスキーでも呑みながら
丁寧に巻き込んだ
自作の毛針に見惚れ
綺麗にフライBOXへと並べ
これぞ! みたいに
誇らしく自己満足をする
そして
いざ鎌倉!
解禁された渓流へと踏み入ると
ここ1番な毛針を選び出し
ここ1番な場所へと流し込む
もちろん
その毛針は ピシッ! とした
見事な姿で
いかにも本物のカゲロウが
飛び立つかのような姿勢をした
元気印もの
ところが ダ
僕のそれは
作るのが下手と言うか
丁寧に時間を掛けて作るのが
面倒だというか
整理整頓が嫌いだというか
なんとも
使ったまんま
使いっ放しで仕舞ったような…
カゲロウだって
元気はなく
飛び立つどころか
瀕死の状態…
ところが ダ
これがまた 逆に
釣れるってわけだ
なぜか?
もちろん 腕が良いから… 笑
いやいや
腕ではなく
魚の気持ちがわかるのだ
今は
元気なカゲロウは追えないから
元気のないやつが良い! なんて… 笑
本当は
よーわからんけれども
確かにこれで
他の方々よりも
数倍の釣果があるから
不思議なもんだ
ただし
魚が欲しいわけではなく
魚との駆け引き
擬似餌でのバカし合い なゲーム
なもんで
自然界の中では
写真だけ撮っての
すべてリリース
時折
燻製でも なんてやつは
管理釣り場で
そういう風に作られた魚を頂くけれど
これもまた命の矛盾を感じる今日この頃
若者たちよ
毛針釣りを
フライフィッシングを覚えなさい
それできっと
良い人生となることでしょう


