著名人たちから
サインを頂いた時
それが
綺麗で丁寧に書かれたものであったならば
やはり嬉しくも
また宝物にもなる
特に
噺家さんたちのものには
それぞれに考案した
千社札なるものが貼られていることが多いから
それもまた嬉しくもなる
するとファンたちは
更に心を寄せ 笑顔は増す
そんな些細なことが
その噺家の未来をも左右するから
手を抜けない場所でもある
それは
慣れない若手である内は
まだまだ
その形も確立しておらず
まるで素人の寄せ書きの如く
有り難くもあり
有り難くもなし な雑な表現で
ならば
せっかく書くのであるならば
そう
サインをねだるファンが付いたのならば
もっともっとそこをと
大事にして欲しいと思うわけだ
なんてことを
ふと思った昨日
勝手ながら
そう
勝手に
麿 のサインを考えてみた
いずれ本人には打診してみるけれども
そろそろ
その形が整い出しても
良い頃なのではないかと
それはまさに
出世魚の如く
徐々に変化すべきであるけれども
最初のそれを
おおよそでも決めておけば
とっさにねだられた際
慌てず綺麗に書けるってもんだ
現在
有り難いことに
麿 の応援隊も増えて
わずかづつ意見を頂きながら
世に出る日を楽しみにしているわけだけれども
常に
腰は低く
おごることなく
笑顔で
感謝し
丁寧に… と歩んで行けたならば
きっと僕たちが望む
良い噺家になるはずと
願いを馳せながら…
大切なことは
もちろん芸であるはずだけれども
それ以上に
ファンを大事にすれば
そのファンは逃げることなく
増え続けていくはすで
そう
芸そのもの以上に
その人柄に惚れるものだから…
そして
売れたとき
僕らもまた
この感性は間違っていなかったと
再確認などしながら
誇れるように とも…




