社会へと出ると
仕事での出会いばかり
たまに遊びの中で出会えたならば そこを大事にしたいと願うわけで





この夏 
初代 林家三平 追善公演で
入場待ちの長い列に並ぶと
すぐ前に並び 携帯の椅子に腰掛けた旦那さまがいて
こういう時 椅子が楽ですねえ なんて話し掛け

すると あれこれと意気投合して なんだか長話となり
なんでも 地元 深谷市で年に1度 ボランティアの落語会を開いているとのこと

そこへ 林家の女将さんを通して弟子のどなたかに来て頂いていて
今回のチケットも まめ平くんが送ってくれた なんて
すると 探してたように まめ平くんが来てご挨拶などして

なんでも 東京大空襲の碑を建てるときに 女将さんと知り合って それからのお付き合いとか

中入りでは まめ平くんが呼びに来て 楽屋の女将さんの所へと入って行ったから 僕よりも遥かに林家に近いみたい

帰り際に名刺まで頂いて
では 後日 近くに出掛けましたら お伺いしますね なんて日から
3ヶ月

本日 仕事で出掛けた町は
その旦那さまの町で
ではと 突然 訪ねてみたら
ようこそ! なんて歓迎して下さった

せっかくここまで来たのならば
渋沢栄一記念館はいかが? なんてわけで ちょいと立ち寄ってみた 記念館と旧家

そこは 旦那さまの家から わずかな距離で
平日というのに 観光バスが並び
すれ違う人たちは 凄い方だったのね! なんて語りながら前を通る

もちろん僕も さほど知り得ない中で
改めて この国の最高紙幣になるべき方だと理解などして

深谷と言えば ネギ
そのくらいの認識しかなかった中で
江戸から昭和を生き 
まさにこの国の経済をも作った方だと 頭を下げた

いつだったか
谷中の墓地を探索していると 大きな墓石が3つ並ぶ前に 黒山の人だかりが出来ていて
どなたのですか? なんて尋ねたことがあった

すると これが
次の1万円札になる方ですよ と教えて頂きながらも
ふーん 状態だったこと
今頃になって その失礼さを謝らねばならないようだ

数年後 その紙幣に変わった頃
きっとブームは 凄いこととなるのだろう

できればその前に
1度 出掛けてみてはいかがでしょうか?
渋沢栄一 の凄さ
知らなかった


そして どんなにささいな
出会いでも それは きっと必然で
必ずや意味があると信じ
こちらを向いて微笑んでくれたならば 物語はその先まで続くということなようだ
ありがとう
ありがとう
ありがとう