相変わらず 原宿のゴローズ前は 入店待ちの長蛇


すでに ゴローさんはいないというのに





そのアクセサリーは

手にした瞬間から

高騰する なんて

不思議なもの


僕の中では

当時 ゴローさん本人が作ったもの以外

価値はないと思っている


ところが世代は変わり

また 店に行っても

これ下さい って 買えるものではないから

皆 ないものねだりなんて

現実


そんなだから

ゴローズのリセール店まで出来て

なんと定価の数倍 数10倍なんて値がつく


オールドものに至っては

諭吉400枚なんてのまでも。。。




僕らが通った40年も前とは

そこも 原宿も

すっかり変わってしまい


なんだか

ガキと外人の街になってしまった


あの頃 バイトのカネが入れば

ゴローさんに頼んだアクセサリーも

ねだる後輩たちに分けてしまった


そう

僕にはゴローズは 似合わないと。。。


他人のふり見て 我がふり直せ! なんて

チャラチャラ着けた連中を見ると

あー なんてダメな奴らかと

失礼ながら思う


昨今の若者たちはもちろん

多くの芸能人たちも

キムタクだって

なんだかなあ とね


ゴローズが似合うには

やはり 危険な匂いのする

イカした姿の男だけで


そう

ゴローさん本人と 岩城さんだけだと思っている


だから

あれほど集めたアクセサリーは 

1度も着けず すべて吐き出してしまった


今 持っていたら

一財産だったろうにと思うことはあるけれども


ただし

バッグ 財布 ベルト類は

いくつか残したもんだから

これらをもって

ゴローさんとの繋がりは生涯残っていると思っている




時折 通りすがりに立ち寄るゴローさんの墓前では

あの頃は良かったですね なんて呟き


ここくらいは当時を知る者だけの場であって欲しいと内緒だと誓う


言葉では表現出来ない感覚をもって

良い時代だったと 誰に話すことなく

今の原宿を嘆きながら。。。