落語も 講談も 浪曲も
ずばり 
二ツ目さんたちが好きなんですよ
宝の山だと思ってる

暇あらば 
その日の出演者を見ずに 
小さな寄席へと出掛ける

そう
誰が出るのか知らずに
誰でも結構
どんな出会いがあるのかを
もしや 
見落とした凄いのがいるかも? なんてことを
楽しみに出掛ける

気になれば 声を掛け
楽しかったと誉める

売れる前のそんな時期に
宝石を探し
この方々が売れた時に 
僕の感性は違っていなかったと 
演者を誉め
自分をも誉める

それでも なかなか厳しい世界
まだまだ 世に出ない多くの方々
志し中ばにして違う世界へと な多くの方々




人生とは あまりにも短い
引き返すことの出来ないその時間の中で勝負する方々を
誇らしくも 切なくも思いながら

また 明日には
新たな若者たちが
ここの門を叩く

立川流に近づきながらも
あの日 家庭を選び
届かなかったというよりも
線路にすら乗らなかった僕には あれこれと言う資格すらないけれども

がんばれ!と励ます以前に
とっくに 頑張ってる彼らを
なんだか羨ましくも思う この頃なのです

もしももしも
次の世があるのならば
それでもまた悩みながらも
噺家を選ぶことなく
またこの同じ人生に向かうことでしょう