とある有名な酒蔵には
その蔵そのものについた菌が
その蔵にだけ住み着いた菌が
そ~っと舞い降り
そりゃあ~美味い酒を造るという
そう
人為的に足すものではなく
あくまでも
そこでだけしか出来ない味が
そこでだけでしかな発酵の工程がね
それはまるで
誰もいなくなった真夜中に
そっと現れては
せっせと働く小人たちのよ~な
そんな童話の世界でのよ~な出来事が
現実には
そこに存在するんだそ~だ。。。
物は腐る
すべての物は
いつぞやか 腐る
ほおっとくだけで 腐り出す
しかし
時折
その腐ったが為に起こりうる
逆に働く現象があって
酒
チ~ズ
ヨ~グルト
くさや。。。 と
フランスでは
数年に1度
白ワインに起こる特殊な菌の作用で
とても良い味を作り出す年があって
それを
貴腐 と言うのだそ~で
もちろん
それは
僕らの舌では十分な味わい方など出来ず
毎度
それは
今年か?
去年か?
来年か? なんてな わけだけれども
人間たちも
しっかりと年齢を重ね
多くの経験を積み
修羅場すら潜り抜けれたならば
ましてや
多くの異性との事柄も
そこそこ経験せねば
まだまだ 発酵途上なのかもしれない
そして
そこで
十分な幸せを味わい
嫌とゆ~ほどの危険をも味わい
それらの
苦味の中で
怪我をも負い
散々 もがいたならば
もしかすると
その
貴腐というものに近づき
高貴で
味わい深く
気品漂うかのよ~な大人にと なんてな
では
そろそろ
そんな空気の中へ。。。
高級なワインのソムリエたちに言わせれば。。。
”薔薇の花びらの密やかな香り” とか
”孔雀の羽根が口の中で広がるような” だとか
”まるでオーケストラのようにいくつもの楽器の奏でる複雑な味わいが永く残る” なんだそ~ですが
残念ながらそんな味は
生涯
僕には
わからんが ね
そう
僕の中での美味い酒ってもんは
良い仲間がいて
良い笑顔があって
良い会話があってな中でのことで
決して
その酒の持つ 旨みだけではないってことだよ
な ご同輩。。。

