長く厳しい寒さを耐え
それでもその中で
確実に準備をし
葉を付ける前に 花を咲かせ
ぱっ と咲き
ぱっ と散る
それがこの国の気質だと
唱える方もおるけれども
すでに
武士はなく
また
戦いすらもない
この平和な世の中に於いては
もう そうではないのかもしれない
平和ではあったが
平坦ではなかったと
言葉にした陛下は
今年の桜を
どんな気持ちで見るのだろうか?
あと何度
桜を見ることが出来るだろう?
なんて
思いもしなかった言葉を
呟くこともある
最近では
桜よりも梅
更には 桃 の方がなんて
その花の一瞬に気を引かれ
この国に生まれた幸福感は
この人生の中でも
最大値となったようだ
確かに
花よりも 団子だった頃もあり
花見と称する飲み会
ドンチャン騒ぎ
それが今では
場所 時間 角度を選び
ひとりで見るそれに
わずかに黄昏ながらも
あれこれと呟く仕草
さまざまな
こと
思い出す
桜かな
そう
まさに さまざまな ですな
時代は加速しながら
目の前を駆け抜ける昨今
一瞬のまばたきすら
次は?
次は? と
道の選択を迫られる
今
時間旅行が出来たならばと
刹那に思うけれども
あの頃 っていう場所よりも
次の場所を見てみたいと思う
特に
一族の先々をと。。。
ただし
世に出ることなく
名を残すことなく
その時代時代に
ささやかに生きて
消えて欲しいだなんても。。。

