もう そろそろかな? なんて
うすうす 感じていたけれども
その現実に直面すると
さまざまなことを思うわけで。。。
なんだか
僕らのその日は
つい先日だったような中で
時の経つ あまりの早さに
わずかに熱くなったりもして
30年前
ダークスーツを着込み
地味目のタイを締め
船乗りで頑固だと聞いていた
カミさんの親父さんの所へと
出掛けた この若造は
1発くらい殴られる覚悟は
確かにあった
その親父さんは
年に2度
盆と正月とだけ帰宅するという
ロシア方面への遠洋漁業の 船乗りで
大きな身体で
無口で
頑固だと
ビビりながらの ご挨拶だった
ところが
蓋を開けてみれば
カミさんと お袋さんとで
すべての話は出来ていて
まあ 一杯と差し出された酒で
なんと
見掛けとは裏腹に
酒に弱いらしい 親父さんが
逆に 真っ赤になってしまった
僕も
さっきまでの緊張はほぐれ
だ なんて日から
結納
結婚
誕生
お宮参り
七五三
幼稚園
小学 中学 高校 大学
成人式
社会へと出た日 まで
あれこれと
その ひとつひとつを振り返りながらの今日
娘をくれと やってきた
その若者を目の当たりにし
さてと 身構えながらも
よろしく頼む と
笑顔を作った
時間は止まることなく
急ぎ足で過ぎ去る
また 30年もすれば
彼もまた
こんなことを思い 感じて
次の若者へと
引き続ぎは成されるのだろうと
ひとり思いながら
カミさんの親父さんよりは
少しは呑める酒を頂き
すまんが
これから
金井夕子さんの ライヴだと
途中退席した オヤジだった
その ライヴへと向かう 電車の中で
今 思うことを書いてはいるが
はてさて
いつもとは確実に違う日
どんな
どんな
どんな ライヴになるのだろうか。。。
幸あれ。。。

