忠臣蔵そのものが

薄れて来た現代
 
それでも
僕らは 歌舞伎に 落語に 講談に。。。と
この季節には
身を心を泉岳寺にと傾ける
 
あれこれと
それぞれの思いはあれど
やはり
カッコいいのだ!
 
特に
そこに辿り着くが為の
更には
その後の物語の中には
男たちを魅了する多くのテーマが隠されておって
 
侍 武士道 忠義 別れ 。。。
現代にはない 男の生きざまがあるわけだ
 
そしてまた
不思議かな この季節にもなると
夢に内蔵助が現れ
お前はなぜ来ないのだ! と
叱られる
 
ならばと
今年は
その道を一気に辿ってみることした
 
 
すでに
何度となく訪れている 泉岳寺
そして
吉良邸から義士たちが歩んだ道も
それぞれのポイントは
ほぼ訪れてもいる
 
しかして
それを一気に線で繋ぐことは
今だ だった中で
 
そろそろ
討ち入り直後
義士たちが歩んだ道を
同じ線をと! って思った矢先
 
生島さんが
ならばと手を上げて下さって
ではと
ご一緒することとなった
 
 
両国の駅から
まずは 吉良邸跡へ
そこから
表門跡 裏門跡 伊助の店跡
 
回向院を横目で見て
休息の地跡
 
隅田川沿いを歩き
一之橋を 萬年橋を渡り
ちくま味噌の碑を見て
 
当時よりわずかに下流に架け替えた
永代橋を渡り
八丁堀
築地本願寺
日本テレビ前
 
新橋からは 
わずかに道を外れ
浅野の碑を通り
辻の札
 
そして 泉岳寺
 
13キロの道程を
5時間掛けて 辿り着いたわけでした
 
義士の墓前では
線香の煙が途絶えることなく
 
全国から
いや 世界から
昨日も 今日も 明日も
 
また
300年前も
300年後も
多くの人々は訪れるのだろう
 




赤穂事件
仮名手本忠臣蔵

それぞれが
それぞれの思いを持って
それぞれに語り
また
それぞれに解釈などするけれども

ここに
日本人にとっての
大切なものがあるって
ことなようだ

皆にも
是非1度 歩いて辿って頂きたいと
願いながら。。。