話せば長い (心臓編 その1) | arielのグダグダ日記

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病気と、食べ物の話が多いです。
6月に人工内耳の手術をしました。

生死にかかわるネガティブな内容ですので

苦手な方は、読まない様お願い申し上げます。

 

 

 

去年の11月21日に心臓カテーテルの検査入院をしました。

出た結果は、大動脈弁閉鎖不全症。

しかも重症。泣くうさぎ

 

循環器内科のT先生は、退院の日に

 

手術しか治す道はないです。

うちの病院では手術出来ませんが

この病院の心臓外科に素晴らしく腕の良い外科医がいます。

その外科医は東京の大学病院の人で

その東京の大学病院で手術しましょう。

 

手術が出来るのは2~3か月以内です。

早くしないと突然死の恐れがあります。

とにかく、その外科医の予約を取りましたので

よくお話を聞いて下さい。

 

と言いました。

 

なんだろう、この圧。。。

心臓外科医の予約日は退院した次の週でした。

 

突然の事で気持ちも考えもまとまらないまま

心臓外科医S子先生とお話をする事に。

 

S子先生は淡々と手術をしないと治らない事。

開胸して胸の骨を切って心臓を止めて

ダメになった心臓弁を取り換える事。

リスクは14%~20%位ある事を説明していました。

 

組んだ足をブラブラさせながら。ムカムカ

 

(リスクはなんなのか説明しなかったし、聞かなかった)

 

痛いんですよね?

 

まぁ、20cm位切りますからね。

痛み止めは打ちますけどね。

 

集中治療室にいるのは何日位なんですか?

 

5日くらいですかね。

 

そんなに長く寝たきりでトイレも自分で行けないんですか?

 

まぁ、そうなりますね。

 

別に私が手術しなくてもいいし、

東京の医科大学で手術しなくてもいいし

誰か知り合いで同じ手術して良かったって言う病院があれば

そちらを紹介出来ますし、お好きな所で手術したらいいと思いますよ。

(お好きな所って、買い物じゃないんだから・・・あせる)

 

痛いのとか、寝たきりとか怖くて・・・。

 

ふっ。(鼻で笑う)

まぁ、ゆっくりご家族と話し合って下さい。

 

診察終わり。魂

 

この時、

手術なんかしないでこのまま突然死して死んでやるっ。

と固く心に誓いました。(おいおいあせる)

 

夫と息子にもその旨を伝え、

二人とも (多分しぶしぶ) 納得してくれました。

 

その後、耳の事でわちゃわちゃして

次に循環器内科のT先生を訪れたのはお正月明けでした。

 

T先生は診察室に入るなり

 

手術はしない方向と言う事ですね。

 

S子先生には手術しないなんて一言も言ってないのに

やりとりからそう思ったんだろうけど

もし、する気だったらどうすんねん。

ホンマ、医者としても人間としてもサイテーなヤツ。

誰がお前なんかに手術してもらうかっ。むかっ

 

T先生は続けて、

 

でもね、arielさん。

手術しか治す道は無いんです。

このままだと入退院を繰り返して、やがて死に至ります。

もしね、もっと悪くなる様でしたら

また、手術を勧めることになりますからね。

まだ若いんですからね。手術しましょうね。

 

T先生、全然手術諦めてないやん。汗うさぎ

 

その日はそれで診察が終了して、

次回は2月17日(金)の予約になりました。

 

ところが、2月に入った頃から急に呼吸がしにくくなります。

私は喘息持ちだし、気管支ぜんそくの症状とそっくりだったので

あれ?喘息が悪化しちゃったのかな?と思っていました。

 

咳が出て、痰も出て、息苦しい日々が続きます。

でも、17日に診て貰えば何か処置してくれるかもと思って

ずっと我慢していました。

 

ですが、日々呼吸は苦しくなり

吸っても吸えず、吐いても吐けず

毎日、息をするのが大変になって来ました。

 

ワンコみたいにずっとハァハァしている。

 

頭の中は息を吸う事と、吐く事でいっぱいになり

他には何も考えられなくなりました。

 

15日の14時頃、とうとう夫が

「喘息で息が出来ない。救急外来で診て欲しい」と病院に電話しました。

 

電話受付の人は

 

うちは、紹介状が必要な病院です。

喘息だったら主治医に診て貰って下さい。

 

夫「その主治医がT先生なんです。」

 

T先生は循環器内科で喘息は呼吸器科なので

新たに呼吸器科で診るには紹介状が必要です。

それか、救急車で来てもらえれば診ます

 

なんか、おかしくね?

自分達で行けるのに救急車呼ぶの?

 

それでも夫が診て欲しいと食い下がったら

受付の人がしぶしぶ

 

T先生に確認して、折り返し電話するのでお待ちください。

 

と言う事になり、じっと待つ。

待つ。

待つ。

こういう時の待ち時間て長く感じるよね。

 

30分位してやっと電話がかかって来たら

 

今すぐ、来てください。

何分で来れますか?

 

手のひら返しとはこの事か。(笑)

 

慌てて病院へGO。車ダッシュ

 

救急外来に着くとコロナ対策の為

夫とは入り口でお別れ。あせる

 

耳が聞こえないので、スマホの音声文字変換アプリを使って

看護師とやり取りをします。

 

ホントはスマホを使っちゃいけないんだって。

意思疎通が出来ないので仕方なく許可しちゃうよって話なんだけど

スマホがダメって言うなら

聴覚障害者のために「せんせい」みたいな書いて消せるヤツ用意するか、

筆談でがんばれよ。ここ、病気の人助けるトコなんだからさぁ。えー

 

ともかく、あれよ、あれよという間にベッドに寝かされ

酸素吸入付けられ、点滴入れられ

色々問診されて、寝たままレントゲン撮りました。

 

すごいね、レントゲンの機械の方からベッドに来ちゃうんだもん。

ちょっと感動した。(笑)

 

それで、血液も取って検査待ちになって

暇なのか、ちょっと離れた所で看護師たちがふざけあって

ケラケラ笑ってるのをじーっと見てました。

 

結果が出たら、リーダーっぽい看護師に

 

誰が喘息って言ったんですか?むかっ

 

ってキレ気味に聞かれて、「私です」って言ったら

 

これはね、喘息じゃなくて心不全

アナタ、心不全起こしてるんですっ。むかっ

 

ん?なぜに私は怒られてるの?

喘息持ちで、咳も痰も出て息苦しいってなったら

喘息かな?って思うやん。

 

間違ってたとしても、怒られる様な事?

何コイツ。むかっ

って思ってたら

 

T先生登場。気づき

 

ねっ、arielさん。言ったでしょ。

入退院を繰り返すって。

今から入院します。HCUに入ってもらいます。

それでね、落ち着いたら転院して、手術しましょう。

 

はっ?

こっちが弱ってると思って好き放題ですね。

反論したいけど、何しろ苦しくてしゃべれない。

くっそぉ~。プンプン

 

次回に続く。(笑)