11月29日・ジョン・フレミング「左手の法則」 | papirow(ぱぴろう)のブログ

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11月29日は、『若草物語』のルイーザ・メイ・オルコットが生まれた日(1832年)だが、「右手の法則・左手の法則」で知られる物理学者ジョン・フレミングの誕生日でもある。

ジョン・アンブローズ・フレミングは、1849年、英国イングランドのランカスターで生まれた。父親は会衆派教会の牧師だった。
子どものとき、ラテン語が苦手で、数学が得意だったジョンは、技師志望で、自分でアルバイトをしてお金を貯めては材料を買い、カメラや模型などを自作した。
ケンブリッジ大学に進んだ彼は、34歳のとき、同大学のフェローとなった。
彼はエジソン電灯会社で電気技師うしたり、さまざまな大学で教鞭をとったりしたが、大学で学生に電磁誘導について教えるときに考案したのが有名な「フレミング右手の法則」と「フレミング左手の法則」だった。
48歳のとき、ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究所の所長に就任。企業への科学アドバイザーをし、発電所の設計などをした。
55歳のとき、フレミングは二極真空管を発明した。これは世界初の真空管であり、このとき人類の電子工学がはじまった。フレミングの二極管はやがて、トランジスタに替わり、半導体に替わっていった。
フレミングはアメリカテレビジョン学会の初代会長となり、ナイトの称号を授与された後、1945年4月、英国イングランドのシドマスの自宅で没した。95歳だった。

「フレミング左手の法則」のほうが先だったか、たしか中学の理科の授業で教わったと思う。これはファラデーの世紀の大発見「コイルのなか、またはコイルの近くで磁石を動かすとコイルに電流が流れる」という現象の、方向をわかりやすく示したもので、左手の親指が力、人差し指が磁界、中指が電流の、それぞれ方向を示すというものである。
科学を象徴する美しい指の形で、自分もテスト中に左手の3本の指を立てた覚えがある。
みごとな教え方ではないかと自分は感心したけれど、同じフレミングが、真空管の発明者だったとは、ごく最近まで知らなかった。
才能のある人というのは、いるものだ。

フレミングというと、ジェイムズ・ボンドの生みの親のイアン・フレミング、抗生物質ペニシリンの発見者アレクサンダー・フレミングもいて、まぎらわしい。英国人は似た名前が多い。

フレミングはこう言っている。
「発展とは、根拠がなく、とても信用できないものである。(Evolution is baseless and quite incredible.)」(Brainy Quote: http://www.brainyquote.com/ 9
(2014年11月29日)



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